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令和3年(2021年)7月31日(土)、新型コロナウイルス感染症(COVID-19:corona virus disease 2019)の第1回ワクチン接種を行った。このワクチン接種は、日本国内においては、先ず医療関係者への接種が行き渡った後、ワクチンの量産体制に伴い、高齢者と基礎疾患者への優先接種の後に一般への接種が拡大された。もちろん、接種は個人の自由意志となっている。
思えば、令和元年(2019年)12月8日に中国で発生したといわれる新型コロナ感染症が、翌1月には日本でも感染が確認され、2月に起きたダイヤモンド・プリンセス号での集団感染(乗船者の約2割)と多数の死者が出たことは記憶に新しい。その後、驚異的なスピードで国内で感染が拡がり、全国各地で緊急事態宣言が出されては消えを繰り返し、街から人が消えた映像を見た際は、非常に不気味に感じたものだ。
当初、このウイルスの感染力は凄まじく、重症化率も高かった。加えて、マスクの供給が覚束なかったことや、飲食店や学校の臨時休業、新規就職者の雇止めなどにより、日本国、いや世界全体が一種のパニックを引き起こしていた。まぁ、未曽有のウイルスが蔓延したのだ。その正体がはっきり解るまでは誰しも恐怖を感じるのは当然で、テレビやNETで流れる映像は、感染に対する恐怖心や、他人への猜疑心を煽るようなものばかりだ。
その様な経緯からの今回のワクチン接種。副反応の怖さはあるものの、考えてみたら現代日本人は、生まれた直後からワクチン漬けで生きてきたのだ。勿論、その中には副反応による障害が残ったり、場合によっては死に至るケースも当然あったのだから、恐怖が無いと言えば嘘になる。しかし、過去(30年ほど前)にインフルエンザに罹患し重症化した経験を持つ自身にとっては、その後のインフルエンザ・ワクチン接種によりインフルエンザに罹っていないことから、今回も「転ぶ前の杖」と思い、ワクチンを接種することに決めたのだ。
副 反 応
予め必要事項を記入した問診表により当日の体調等を確認し、いざ接種へ。ワクチンはファイザー社(Pfizer Inc.)で、いつもながら筋肉注射は痛い。
重くはないが一応基礎疾患があるので、接種後の観察時間は健常者の倍となる。他とは違う色の紙が貼られた椅子に腰かけ、健常者がどんどん退席して行くのを尻目に、ジッと時計を見つめる時間がとても長く感じた。接種後は問題なさそうだ。
自宅に戻り、しばらく安静にしていた。その後は体温が上がることもなく、体調に異変も起こらず、安堵して1日を過ごした。週明けの仕事は、副反応による熱発などを考慮し、1日休暇を取っている。明日も何事も起こらないよう祈って静かな一日を終える。お疲れ様でした。
後 日
明朝、体温を計ったら37.0度。平熱よりやや高かったが身体にダルさは感じず、体調は悪くない。(これなら週明けから仕事に行けたか?)そう思いながら、明後日からの仕事の段取りを考えながら漫然と時が過ぎていった。
昼には36.5度と平熱に戻ったので一安心。しかし、相変わらずグダグダ過ごしている。思えば、昨年から新型コロナ対策によるリモート対応業務などで自宅に居ても仕事をしていたため、公私の区別がはっきり出来ないでいた。別の意味で良い休みとなったのだが、ホイホイと外出できないのが難点だ。
その後も体調に変化はなく、火曜日から元気に仕事に出かけた。とりあえずは一安心。