2019(平成31)年2月2日(土曜日)
今朝の最低気温は、この時期には珍しく1℃だったこともあり、少し暖かく感じた。但し風が強く、気象庁の気象データを確認すると最大瞬間風速は10mを超えているらしい。なので今日は「滑る」よりも「風圧で転ぶ」ことを注意しなければならない。
雪国あるあるだが、風は冬期の方が台風時よりも強く吹く場合があり、時には最大瞬間風速が20mを優に超え、雪を含んで吹雪となって我々に襲いかかることもある。今の私だったら絶対に立ってはいられないだろう。しかし、この様な時でも施設の方は、ユーザーが車に乗り込むまで気付かれない位にそっと身体を支えてくださっている。ありがたい。
施設に着いてバイタルチェックを行い、暖かいお茶をいただく。今週もいつもの様にリハビリメニューをこなし、先週から再開した書写に挑戦する。が、1週間で劇的な改善が成されるはずもなく、しかし先週よりも明らかに書き写した数は上回っていた。そう、今回は綺麗さ、丁寧さよりもスピード重視でのチャレンジだった。その字体は読めない事も無いが、自分で見ても納得のいくものではなかった。やはり、遠回りでもよいので、丁寧に書きながら筆記速度を上げることが大切だと改めて思うのであった。
そんな訳で今日も無事リハビリが終了。ご苦労様でした。
2019(平成31)年2月9日(土曜日)
朝、また雪が降り始めた。しかし、今年は昨年と比べ積雪量が少ないので足場も極端に悪くなく、この地方にしては移動は楽な方だ。最低気温もー2℃とこの時期にしては暖かい方なので過ごしやすい。
雪が降らないのは楽ではあるが、一方で稲作農業者にとっては積雪量の少なさは地中の害虫が減らないので、春からの防除対策が大変だ。
いつもの様に施設の方の手助けを受けながら送迎車に乗り込み、無事施設に到着。バイタルチェックを受け、暖かいお茶をいただいてからリハビリに臨む。
途中の休憩時間のレクリエーションではタオルを使った入浴体操を行う。先ずは、タオルを利き手で持って身体の正面や伸ばした腕を拭く動作をする。そのタオルを利き手の反対に持ち替えて、同様に身体の正面と腕を拭く動作を行う。次にタオルの端を持ち、利き手を上にして背面に回して背中を拭く動作をし、持ち手を逆にして同様に背中を拭く動作を行う。片手に麻痺が残る場合、その腕や手を使って物事を行うことは大変なのだが、左右均等に使用することで身体のバランスを整える効果があるので、皆真面目に取り組んでいる。
レクリエーション後は暖かいお茶をいただき、再びリハビリに専念する。今日も無事リハビリが終了。ご苦労様でした。
2019(平成31)年2月16日(土曜日)
2月も中旬になれば、この地方では平均気温も氷点下となることは滅多になくなり寒さも緩んでくる。風も真冬のように風速20m/hを超えることは無くなるが、時折10m/h以上の風は吹いてくる。また、この季節はひと月の内の3分の2は雨か雪が降っているのがこの地方の典型的気象で、そのとおりに今日も飽きずに雨が降っている。
今日のリハビリ最初のメニューはマッサージから。右肩にホットパックをあて、肩関節を温めてから四肢の可動域訓練を行う。何度も本サイトで言っているが、私は腕・脚ともに右側の動きが悪い。寝た状態では右上腕は右耳につくのだが、立位だと腕は真っ直ぐに上がらず右耳につけることに難儀するため、高い所の物を取る時はどうしても左手優先となる。しかし、いつまでもそうは言っていられないため、リハビリでは右腕の可動域拡張訓練を重点的にやって貰い、日常的に出来るだけ右腕を上げるよう心掛けている。
いつもの様にパワーリハビリを終え、箸つまみ、ペグ差し、書写による手指のリハビリを行う。書写については4回目にして少しは書くことに慣れてきたのか、漸く字数も増え字形も多少は見られるようになってきた。とは言え、OPLL発症前とは比べ物にならない程の出来である。なかなか直ぐには上達しないものだ。
綺麗な字を書くことは難しい。が、恰好を気にせず、枠の中にハマったような字を書くことは時間さえ掛ければ出来ることなので、今は見易い字を書くことに専念する事としている。
という訳で、今日も無事リハビリが終了。ご苦労様でした。
2019(平成31)年2月23日(土曜日)
天気予報では今日から1週間ほどは雨・雪は降らないらしく、今日は曇天だが最低気温2℃、最高気温9℃と少しずつ春めいてくるらしい。このような気候は三寒四温というこの時期の季語にぴったりはまり、真冬と違い厚手の防寒着ともそろそろおさらばだ。
しかし、頸椎を損傷し神経にダメージを負った者は、この程度の暖かさで身体の痛みやこわばりが和らぐことはない。足場が良いとは言え、いつもと同じく慎重に歩きながら送迎車に乗り込み施設に向かう。
定年退職をおよそ1か月後に控え、近頃は休日も自宅で引継資料の構想を練っているため、リハビリで身体を動かし、様々な経歴を持つ諸先輩方と四方山話をするのは良い気分転換になる。
いつものようにパワーリハビリや手指運動と書写をこなす。私は、4月から別組織へ再雇用として働くことになるのだが、其処では若手に仕事のノウハウを教えてやって欲しいと頼まれている。直接添削することもあるので「見やすく書く」は必須で、書写は特に熱を入れて取り組んだ。
という訳で、今日も無事リハビリが終了。ご苦労様でした。