OPLLの維持期(生活期)リハビリ -11- [2019/3]

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2019(平成31)年3月2日(土曜日)

 3月ともなると彼方此方で送別会が開かれる。定年退職者は辞めることが決まっているので、来週には送別会の案内が来る予定だ。定年退職者の送別会には、組織の長などのトップクラスも招待されるため、担当幹事はそのスケジュール調整で2月中旬ごろからてんやわんやとなる。私も過去にそのような幹事を経験したことがあるので、その苦労は非常によく分かる。
 いきなり話が横道に逸れてしまったが、これから暫くは酒宴が続くため、酔っぱらって転倒などの怪我には十分注意しなければならない。飲み過ぎ注意!
 今日のリハビリもいつもどおりだが、特に書写は前後半で2回行い手が強張るほど集中していた(とスタッフの方に言われた)。頑張り過ぎ注意!
 今日も無事リハビリが終了。ご苦労様でした。

2019(平成31)年3月9日(土曜日)

 今朝の気温は放射冷却現象で多少の冷え込みがあったが、日中は快晴となり暖かい一日だった。この時期の寒暖差は15℃を超えることもあり、体調をきちんと管理しないと風邪をひいたりするので注意が必要だ。
 久し振りの寒さ故、仕舞ってしまった厚手のジャンパーを引っ張り出し、リハビリに出かける。施設に到着すると、そこでは暖かい部屋と笑顔が待っていた。いつもの事ではあるが、この部屋の暖かさを保つために何時から準備しておられるのだろう、と感心する。
 そんな熱意に応えるためリハビリもアツく頑張ったのだが、平日の仕事の疲れも相まって、午後からグッタリして何も手につかなかった。先週「頑張り過ぎ注意!」と意識したばっかりなのに、困ったものだ。
 という訳で、今日も無事リハビリが終了。ご苦労様でした。

2019(平成31)年3月16日(土曜日)

 今日のリハビリは体力測定から始まった。本施設入所時に体力測定を行っていたが、その後のリハビリの成果を確認するべく実施するものだ。
 身体全体をリラックスさせてから測定を行うという事で、先ずはマッサージ(ホットパックとエアマッサージャー付き)と関節可動域訓練を行い、準備が整ったら測定に入る。

  • 椅子に座った状態からスタートの掛け声と共に立ち上がり、10m程先にあるコーンを回って椅子の場所まで戻り、着席するまでのタイムを計り、これを2回繰り返す。
  • 立位と臥位で腕を上げ、全方位で床と壁との角度を計測する。
  • レッグプレス(下肢筋)、レッグエクステンション(太もも)、ローイング(背筋)、アブダクション(骨盤周囲筋)のリハビリ専用器具により、身体への負荷レベルを測定する。
  • 片足立ちを交互に行い、持続時間を計測する。
  • ペグ作業、箸つまみ作業を行い、かかった時間を計測する。

以上を行い前回測定値と比較した結果、全般的に向上しているとのことで少し安心した。この後は、残っているリハビリを淡々とこなしていった。という訳で、今日も無事リハビリが終了。ご苦労様でした。

2019(平成31)年3月23日(土曜日)

 あれから1年が経った。何かというと、自力排泄が出来た記念すべき日なのだ。自力排泄なんて健常者からみると取るに足らない事かも知れないが、この事はハードなリハビリをこなすことよりしんどかった・・・・・・。詳しくは「OPLLの回復期リハビリ-7-(自力排泄)」を読んでいただければ分かることだが、それは、将来の(退院後の)行動範囲を決めると言ってよいほどの一大事だったのだ。この自力排泄が出来るようになったお陰で、今も元気にリハビリに通えている。
 そんな紆余曲折を経ながら、今日も無事リハビリが出来たことに感謝。ご苦労様でした。

2019(平成31)年3月30日(土曜日)

 いよいよ明日で定年退職の日を迎える。とは言っても明日は日曜日なので、昨日(金曜日)で仕事は終了している。長い現役生活だったが、これまで支えてくれた家族、職場の諸先輩や同僚、友人、町内の皆様に感謝!特に直近の入退院時とその後については、医療スタッフの皆様に対して感謝以外の言葉が見つからない。様々な思いがある中「人」に恵まれた現役生活だったと思っている。
 明後日からは、新たなスタートとして別組織での再雇用が決まっている。1日の午前中は辞令交付と挨拶回りがあり、午後からは即実践業務が始まる。再雇用とはいえ現役と同様の緊張感を持って挑みたい。
 今回もいきなり話が横道に逸れてしまった。ついでと言ってはなんだが先週の水・木曜日は最高気温23℃と、この時期ではとんでもない陽気に見舞われた。しかし最低気温は前日が3℃だったので、何を着れば良いのか相当悩んでしまった。
 そんな気候や年度末の繁忙で、身体も多少重く感じるが根性でリハビリに励むのであった。今日も無事リハビリが終了。ご苦労様でした。