OPLLの維持期(生活期)リハビリ -16- [2019/8]

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2019(令和元)年8月3日(土曜日)

 昨晩からの熱帯夜と、日中も連日の33℃超えで夏真っ盛りの今日この頃。この時期の屋外でのウォーキングや運動は、訓練したアスリートでも熱中症に罹るリスクが高い。ましてや還暦を過ぎ、加えて心筋梗塞を患った身体にとって、真夏の屋外での運動はハイリスク以外の何物でもない。
 このような悪条件な季節でも、室内で運動ができるリハビリ施設の存在はとてもありがたい。という訳で、今日も様々なリハビリメニューをこなすのだが、相対的な暑さのためか、どうしてもパワーリハビリや有酸素運動などは軽く済ませてしまう傾向となっている。折角リハビリができる機会なので、身体を使う運動をしなければならないのだろうが、思いと意志が同期せず、歯がゆく思う今日この頃である。
 そんな訳で今日もリハビリが終了。ご苦労様でした。

2019(令和元)年8月10日(土曜日)

 今日も朝から暑く、毎日続く猛暑で身体が悲鳴を上げてきている。しかし、毎年夏はこんなに暑かっただろうか。ふと思い、気象庁WebSiteにある過去の気象データを検索したところ、私の幼少期(50年以上前)と比べ、最高気温・日平均気温ともに2~3℃上がっていることが判った。
 私の記憶が正しければ、昔から夏と言えば「夕立」で、それは雷を伴うものの、雨はザッと降ってサッサと止むため昼間の暑い空気を一時的に冷やしてくれる「ありがたい空」なのだが、昨今の雨はそんな季語になるほど優雅なものでなくなってきており、降る・降らないが極端なように感じる。
 まぁ、天気の話ばかりしていても仕方がないのだが、それだけ神経を損傷した者にとって天候の良し悪しは、結構身体に影響を与えるものなだ。
 リハビリの方は毎週変わらず順調に進んでいる(と自分では思っている)。暑い暑いと言いながらも、服装の身軽さに助けられ気軽に運動出来るところが夏の良いところだ。次週は施設も「お盆休業」なので、今日は目一杯運動療法で汗を流した。
 今日もリハビリが無事終了。ご苦労様でした。

2019(令和元)年8月24日(土曜日)

 今回も天候の話から入るのだが、旧盆明けから昨日までまとまった雨が降っていた。今日は久しぶりに晴れ間が見えており、雨のおかげか気温も下がってきたため、リハビリにはもってこいの日になった。
 今日は一通りの運動療法を終え、残り時間を机上での作業活動に充てた。特に注力したのはペグの反転動作による手指訓練で、時間を計りながら4回挑戦したのだがミスなく終えたのは3回という結果。これは、数か月前までは4回挑戦した内1~2回しか成功していなかったので、確実に進歩がみられる上にタイムも縮まってきており、とても良い傾向と言える。
 1週間に一度のリハビリとは言え、継続は大きな力と進歩を与えてくれる。地味な作業だがこれからも続けて行こうと決意を新たにした。
 今日もリハビリが無事終了。ご苦労様でした。

2019(令和元)年8月31日(土曜日)

 今日は、この施設で私が継続しているリハビリの全メニューをおさらいするという、とても忙しい日だった。実は今日のリハビリ開始前に、来週は半年に1回の体力測定がある日だと担当者から聞かされたからだ。
 体力測定と言っても、パワーリハビリや有酸素運動だけが測定対象となる訳ではなく、机上の作業活動や日常生活動作に加え、立つ・座る・歩く・片足上げなどの基本動作や、それに伴う関節可動域の状態も測定する。
 そして、これらの測定で得られた数値は前回の測定値と比較し、劣っている分野があれば次回からのリハビリメニューを強化し、勝っている分野があればより高度な訓練内容に変えていくことになる。
 患者の日常的な生活レベルを引き上げることがリハビリでの最大の目標である以上、常に上を目指すことは必要なのだが、患者本人がヤル気を起こさないと、ただ漫然と時間を潰すだけに終わってしまう。まぁ、高齢者の中には通所者同士のコミュニケーション目的で来ている方もいらっしゃるようで、それも和気あいあいとして此処の雰囲気を和ませているので、良しとすべきだろう。
 そんな訳で今日もリハビリが無事終了。ご苦労様でした。来週は頑張るぞ!