※このイラストは、リハビリテーション(Rh)の施術を受けている様子を説明するためのイメージ図です。実際の症状や状態には個人差があります。(図は理解を助けるためにGeminiで作成したオリジナルイラストです。転載・転用はご遠慮ください。)
※本ページは、公的機関・医学会が公開している情報および筆者の理解に基づき作成した一般的な医療情報です。個々の症状や治療方針については、必ず主治医や医療専門職にご相談ください。
リハビリテーションとは
リハビリテーションは、ラテン語の re(再び)と habilis(適した状態にする)に由来します。本来は、損なわれた尊厳や権利、人間らしい生活を回復するという広い概念を含んでいます。
現在では、医学的リハビリテーションをはじめ、職業的・社会的・教育的リハビリテーション、リハビリテーション工学など、さまざまな分野があり、本サイトでは主に医学的リハビリテーションについて取り上げています。
リハビリテーション専門職と医療スタッフ
医学的リハビリテーションは、多職種による連携のもとで行われます。主な専門職には以下があります。
- 理学療法士(PT:Physical Therapist):運動療法を通じて身体機能の改善を支援
- 作業療法士(OT:Occupational Therapist):日常生活動作や社会復帰に向けた支援
- 言語聴覚士(ST:Speech-Language-Hearing Therapist):言語、嚥下、聴覚などの機能訓練
- 臨床心理士/公認心理師:認知機能や心理面の評価・支援
- 医療ソーシャルワーカー(MSW):社会資源の活用や生活面の調整支援
これらに加え、医師、看護師、薬剤師、栄養士などの医療スタッフが連携し、患者本人および家族を多面的に支えます。
疾患別リハビリテーション
脊髄損傷・脊髄障害のリハビリテーション
急性期には、損傷の拡大を防ぐことを最優先とし、投薬や手術による全身状態の安定化が図られます。自力で身体を動かせない場合には、褥瘡予防の体位変換、呼吸訓練、関節可動域訓練などが行われます。
状態が安定した後は、後遺症の程度を見極めながら、今後の生活の質(QOL)を高めることを目的として、段階的にリハビリテーションが進められます。
OPLLリハビリテーションの体験記録を読みたい方はこちら👉
『【保存版】後縦靭帯骨化症(OPLL)体験談|手術・急性期・回復期・維持期リハビリ9年の全記録』
心臓疾患のリハビリテーション
心筋梗塞などの虚血性心疾患では、入院期間の短縮に伴い、比較的早期からリハビリテーションが開始されます。
心臓リハビリテーションでは、運動療法だけでなく、食事・禁煙・服薬管理など生活習慣の改善も重要な柱となりますので、生活の質(QOL)の向上、長期予後の改善、再発予防、心理的サポートを含めた包括的なプログラムとして実施されます。
MIリハビリテーションの体験記録を読みたい方はこちら👉
『心筋梗塞後のリハビリ|リハビリによる半年・1年の変化』
リハビリテーションの単位
リハビリテーションの提供時間は制度上定められており、一般的には20分を1単位として算定されます(例:40分=2単位)。1日あたりの上限は原則として9単位とされていますが、疾患や病期、医療機関の体制によって異なる場合があります。
※算定上限や制度は改定される場合があります。
