2025年11月24日(月)「回復期リハビリテーション-4-(OPLL自力排泄編)」をアップしました。

薬とのつきあい(心筋梗塞編)

Myocardial-Infarction
この記事は約2分で読めます。

 心筋梗塞など血管を詰まらせたりする病気を一度発症してしまうと、それに対症する薬は一生飲み続けなければならないと云われている。血圧を下げる薬、血管を拡げる薬、血液をサラサラにする薬、その他枚挙に暇がない。それらを、一生を終えるまで毎日欠かさず服用しなければならないのだ。また、旅行などでは宿泊日数が何らかの理由で延びた場合を想定し、2日分ほど余分に備えて行かなければならない。まったく不都合にもほどがあると言いたいところだが「身から出たサビ」なので納得し、緊急時に備えて万全を整えておく必要がある。

 では、薬を飲み続ければ再発しないのか?これについては様々なメディアや文献等で取り上げているが、一度血管を硬化させてしまうと元に戻ることは難しいと言われる。
 つまり、血管の病気発症後は、健康体の人以上に生活習慣に気を付けなければ直ぐに足元をすくわれることになるということだ。

 例えば今、大規模災害などで薬の供給が長期間途絶えた場合、薬に依存する病を持つ者の死亡リスクは短期間で急激に上昇すると想像できる。
 だから、日常的に生活習慣によるリスクを少しでも下げておくことが大切となるのだ。後1日あれば…「後悔先に立たず」である。

© いらすとや

 そして、薬の常用はいずれ何らかの副作用[1] となって現れるだろう。今や、機能性表示食品など数多ある健康食品でさえ、様々な副作用やイレギュラーな健康被害が発生[2] しているのだ。より強い「薬」というものが、万人に共通して未来永劫安全である確証は非常に低いと言えるだろう。
 よって、薬というものは摂らずに済むのが一番良いのだから、まだ発病一歩手前の方は少しでも身体に異常を感じたら、後悔する前に精密検査を受けて「未来の安心」というものを手に入れていただきたい。

  1. 血液をサラサラにする薬の一つである「抗血小板薬」は、心筋梗塞や脳梗塞などの治療に用いられることが多いが、欠点としては血が固まりにくくなるため、出血に十分注意する必要がある。ちょっとした打撲でも紫斑が出来たりするので、それを見て投薬当初は不安になる者も多い。代表的な薬として「アスピリン」、「クロピドグレル」などがある。なお、抗血小板薬を服用している者は、「アスピリン」が含まれる総合風邪薬や解熱鎮痛剤を服用する場合、アスピリン量が過多とならないよう注意が必要であると同時に、市販薬を購入する場合は薬剤師に「お薬手帳」を見せて購入するのが良い。
    なお、副作用と副反応をごちゃ混ぜにして使う人が居るが、副作用は「医薬品によって引き起こされる、期待される作用以外の有害な反応」を指し、副反応は「ワクチン接種によって生じる反応で、免疫を促すために身体が示す反応の一部」を指すため、使い方には注意が必要。 ↩︎
  2. 例えサプリメントと言えども、錠剤の一つひとつに様々な物質が入っていることを知っておかなければならない。特に持病を持つものは、どんなに安全と言われる物でも服用に際しては主治医、薬剤師などの専門家に確認すべきだし、健康体の者でも長期に常用する物なので、出来れば服用前には専門家に指示を乞うべきである。 ↩︎