心筋梗塞の再発予防は薬だけで大丈夫?生活習慣を見直す「未来の安心」

心筋梗塞
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※当サイトの記事は、筆者が実際に専門家の指導のもとで行ってきた治療・リハビリの体験をもとに記しています。治療方法や経過には個人差があり、すべての方に当てはまるものではありません。実施にあたっては、必ず主治医やリハビリ専門職にご相談ください。

~ 薬は『盾』、生活習慣は『堅固な城』 ~

 心筋梗塞を経験すると、まず向き合うのが「薬との長い付き合い」です。心筋梗塞をはじめとする血管が詰まる病気を一度発症すると、再発予防のために薬物療法が長期にわたって必要になる場合が多いと言われています。
 実際、私が常飲している薬には抗血栓薬、ACE阻害薬、β遮断薬など、複数の薬が処方されています。

 これらの薬は、症状が落ち着いていても自己判断で中断することはできず、医師の指示のもと、毎日欠かさず服用することが重要とされています。実際、私自身も「薬は必ず続けてください」と、通院のたびに主治医から念を押されます。それほど大切な治療の一部なのです。

 また、旅行などで外出する際には、予定より滞在日数が延びる可能性を考え、数日分多めに薬を携帯しますし、外出時には「お薬手帳」の携帯も欠かせません。正直なところ不便さを感じることもありますが、少なくとも私の場合は、生活習慣を見直すきっかけになった出来事だと受け止め、万が一に備えることが必要だと考えています。


服薬の習慣

 病気によって、毎日薬を飲むことを習慣にしなければなりませんが、忙しい時などはついつい後回しになって忘れそうになったことも何度かありました。
 大切なのは「習慣」にするということ。私の朝のルーティンを紹介します。

私の朝のルーティン
  • 起床
    Good morning 🎵
    1. 起床後、前日に用意した薬を確認
    2. 白湯若しくは麦茶を淹れる
    3. 体重・血圧測定
    4. 前日の振り返りと今日の確認
    5. 朝食
    6. 服薬

以上です。慣れるまでに時間が掛かりましたが、コツは「前日に、自分の机の上に全て準備をしておく」ということです。

 前日の寝る前であれば、余程のことがない限り落ち着いた状態であると思います。そうして暫くは強制的に進めていると、やがて勝手に身体が動いていくようになりました。

 私自身は「前日に机の上に準備する」ことで習慣化しましたが、どうしても飲み忘れが心配な方や、ご家族の服薬をサポートしたい方には「お薬カレンダー」も非常に有効です。この「お薬カレンダー」は、私がOPLL回復期病院に入院していた時に使用していたものと同等のものです。
 この「お薬カレンダー」のよいところは、当事者がきちんと服薬したかどうかの結果が、家族が見ても一目でわかることです。

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 では、薬をきちんと飲み続けていれば再発は防げるのでしょうか。

 この点については多くの医療情報で述べられているとおり、動脈硬化によって変化した血管を、完全に元の状態に戻すことは難しいとされています。ただし、生活習慣の改善や適切な治療によって、病気の進行を抑えたり、再発リスクを下げることは可能だと考えられています。

 つまり、心筋梗塞などを発症した後は、健康な人以上に日々の生活習慣に注意を払う必要があるということです。薬は重要な支えですが、それだけに頼るのではなく、食事・運動・睡眠・禁煙などを意識することが欠かせません。

 例えば、大規模災害などにより薬の供給が長期間途絶えた場合、持病のある人は重症化や命に関わるリスクが短期間で高まる可能性があると思っています。

手術前に内服薬の調整が必要な患者のイメージ
”沢山の薬を眼の前にし途方に暮れる”

© いらすとや

 だからこそ「生活習慣を整えること」は、もう一つの備えだと感じています。
 そして、お薬手帳は紙だけでなく、スマホのアプリ(電子お薬手帳)でも持っておくと安心です。そして、日常の生活習慣によって少しでも発症リスクを下げ、身体の状態を整えておくことが大切なのだと思います。

 「あと一日あれば……」と後悔しても、時間は戻りません。まさに「後悔先に立たず」です。


薬と上手につきあうために

 薬は病気の再発予防に大きな役割を果たしますが、長期間使用することで副作用が現れる可能性があることも事実です。これは処方薬に限らず、近年では機能性表示食品や健康食品においても、体質によっては健康被害が報告されています。

 そのため、薬は「不要であれば使わずに済むに越したことはない」というのも、また一つの考え方だと思います。もちろん、必要な薬は医師の指示のもとで継続することが大前提です。その上で、将来これ以上薬を増やさなくて済むように、生活習慣を整えることが大切だと感じています。

 まだ発症に至っていない方、あるいは体調に違和感を覚えている方には、自己判断で放置せず、早めに検査を受け、生活習慣を改善することで「未来の安心」を手に入れてほしいと、経験者として強く感じています。